今回は掲示板に質問がありましたので、それについてお答えします。
「私はコージー・パウエルの左右の違うチューニングのバスドラムの音が好きなんですけど、ああいうチューニングの音程差はどうやって作り出しているんでしょうか。アレックス・ヴァン・ヘイレンも左右のベースドラムの音が違いますし、聴けば聴くほどチューニングの方法が謎なのです。
矢吹先生、どうかご教授下さい(その前に練習ですね(笑)。 」(村上さんより)
どうなんですかね。ただ単に、タムと同じ容量でピッチを変えてチューニングしているのではないでしょうか?口径も深さも同じ場合は、張り具合で調節するしかないですもんね。以前、ドラムマガジンに載っていたインタビューでも
(誰だか忘れましたが)ピッチは少し変えると書いてあったのを何度か見た覚えがあります。
ていうか、僕自身、ツインペダルの経験はあっても、ツーバスの経験はほとんど無いので、あまり大きな事は言えませんが、ふたつのバスドラを全く同じチューニングにする方が、
難しそうだなぁ?
だいたいじゃダメかなぁ(笑)
でも、少しピッチが違う方がプレイしてて気持ちいいかもね。
この質問をいただいて、一応、レインボウとヴァン・ヘイレンを聞いてみましたが、音程の違いとなると、そんなにはっきりとは僕にはわかりませんでした(笑)。
すみません。
サイズが違うツーバスとかだったら分りやすいと思うんだけど、ポンタさんとかウェックルとか・・・普通のワンバスのセッティングで、右側にもう一個バスドラが置いてあるやつです。
で、ツインペダルの左足側を右足でプレイするんだけど、あそこまで全然違う口径だと、かなり音色も変わって面白いですね。曲によって踏み別けたりできるし・・・
ピッコロスネアを横に置いたりするのと考え方は似てるかもね。
あと、ツインペダルって誰が考えたんだろう?画期的ですよね!
僕が高校1年の時、急遽バンドでXをコピーする事になってしまい、親父に頼みこんでツインペダルを買ってもらったんだよなぁ。
いやぁ〜 嬉しかったですよ!本当に!!結構な値段でしたもん。
コピーする前は、こんなんできたら俺ヒーローじゃん!って自分の中ですっごい盛上がってたけど(血がたぎるくらい)、セッティングして踏んでみたら、一瞬で落ち込みましたね(笑)。
『こっ!こんな難しいの!?』
その時から一度も本番で使った事はありません。はっきりいって、両足でバスドラを踏むという事は大の苦手ですが、ドラムにセッティングしてあると、なんかワクワクしてきて、どうしても遊びたくなるのは何故なのか?!。 不思議だ・・・。
|