・ヤナギダくんのリズケン日記_バックナンバー
 
なんとリズケンに通う生徒さんが、ボカ〜ンにリズケンレッスン日記を投稿してくれました!彼は月曜のドラム・ベーシッククラスに通う「ギダー」こと柳田君、ロック魂溢れる元気でユニークな青年です。ちょうどこの日はレッスンでレコーディングを行った日でした。柳田君の日記をどうぞお楽しみください!!!

僕がリズケンに通いだして、ちょうど半年が過ぎようとしております。
ん〜、やっと慣れてきましたねぇ。
最初はドラムマガジンで見かける方々が目の前に普通に居るんで、ドキドキしましたが(笑)。
ミーハーですから。
んで、そんな僕がウブな視点でドラムと格闘するコーナーができそうな予感です。


レコーディング体験の巻。


やっちゃいました、レコーディング。

もう、ほんとドキドキでした。 この日のレッスンでは、ベーシッククラスの集大成ということで、24小節の「エチュード」を各自演奏し、それを録音するっていうもの。 前にも石川先生から 「ドラマーってのは、孤独なものなんだよ」 って聞いてたけど、それってやっぱり実体験しないとわからないものですねぇ。 今回は、まさにそう思いました(笑)。 というのも、いつもグループレッスンしてるスタジオの外で、順番待ちするんですよ。 んで、一人ずつ未体験ゾーンへ踏み込んでいくんです。 いつもの見慣れたスタジオが、急に広く感じるっていうか、空気が張り詰めているんですよ、ほんと。


実は、前にロックバンド組んでたときに、お約束のデモテープなら録音したことあるんです。 でもそれって言うのは、ルームマイク2本くらい立てて、「せーのーせーでっ」ってな感じで一発録りでしたからからねぇ。 今回のは、そういうのとはちょいと様子が違うんです。


さてさて、とうとう僕の番がやってまいりました。
いつもに比べて気持ち重いスタジオの扉を開けると、なーんだか張り詰めてます、空気。 見慣れた愛機(?)を見ると、マイクがセッティングされてるんですよ。 そう、雑誌とかで見たことあるようなミュージシャンのレコーディング風景と一緒だよ、これ。 そう思うと、なんだか上手くなった気がして(笑)、心の中では

「ん??今日のレコーディング??まかしといてよ、ははんっ」

てな感じに、勢いづいてみる。 しかしレコーディングするにはヘッドフォンしてドラムを叩かなければならないんです。これまた未体験。強気な気分は束の間でした…。 そのヘッドフォンからは石川先生の指示が聞こえてくるんですが、指示が無いあいだは「シャー」って言うノイズ以外何にも聞こえない。 指示が出るまでの数秒間が、数分間に感じられました。だってホント何にも聞こえないんだもん。 石川先生たちのいる卓のある部屋はちょうど背後に位置するので、目の前には自分のドラムセットと誰も座ってないドラムセットのみ。

うぅ、孤独。

オッケーが出たら演奏スタート。
これまた、一人で「ヤナギダヨシキ、イキマス、カッ、カッ、カッ、カッ(カウント取ってる音ね)」てな感じですから、孤独孤独。
…(只今演奏中)。
2テイク(←なんか、もっともらしいなぁ)録り終わって石川先生から「どっちのテイクが良かった??」って聞かれたんですが、実のところ自分がどういうプレイをしたんだか覚えていませんでした…。 なんていうか、ほんとあっという間なんですよ。初めて人前でライブやったときみたいな感じに近かったです。 気付いたらもう終わってるっていう。


☆☆今回のまとめ☆☆

レコーディングっていうのは、自分との戦い!!
でもその前に自分を、冷静かつ客観的に把握しないと駄目なんですね。

…って、そんなこといきなり出来ないので、やっぱり一つずつやっていこうと思います。
今回もまた一つ新しいことを、学びました!