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ふじかわまゆみの「ラテンの世界へよ〜こそ〜」'01/10月
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前回バタドラムの話をしたのだが、今回はそのバタを使う「サンテリア」という宗教について話をしようかと思う。 |
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| キューバの宗教_サンテリア | ||
| 1873年にキューバで奴隷制度が廃止されるまで、沢山のアフリカ人が奴隷として連れてこられた。その奴隷の大部分はヨルバ族であったが、他に、イエサ族、アララ族、コンゴ族、カラバリ族などがいる。 ヨルバ族にはヨルバ族の宗教があり、イエサ族にはイエサ族の宗教があり、それぞれ使用する太鼓も専用に存在していた。 しかし、アフリカ人が自らの宗教音楽を演奏するのが許されるのは、キリスト教徒としての洗礼を受けることが条件であったようであるが、自分たちの信仰を捨てることはなく、各聖人をカトリックの聖人に置き換え祈りを捧げていたという。 そして、このアフリカ起源のキューバの宗教がサンテリアと呼ばれるようになっていった。 儀式には主にバタドラムが使われ、それぞれのオリシャ(聖人)には決まったリズムが結びついており、それを叩いて各オリシャを呼ぶ。そして、そのオリシャがダンサーに取り憑き、それに関連する身振りをし、その言葉で歌うのである。 儀式を一般に見ることは出来ず、バタドラムも女性は触れることすら出来なかったが、1900年前半頃からミュージシャン達が人前で演奏するようになり、アルバムも発表しだし、最近では観光客向けに本物の儀式を見学できるツアーまで出てきた。 しかし、未だ非公開の儀式の一部分はあるようだ。 |
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| 主なオリシャ | ||
| 全てのオリシャの母がイェマヤで、父はオバタラである。その子供達にチャンゴー、オグン、オチョーシー、エレグアなどがいる。 チャンゴーは戦士で、バタドラムの音を通して話す。炎と稲妻の象徴なため、踊りも空から稲妻が落ちてくるような身振りをする。チャンゴーは踊りと太鼓が上手く、女性にモテたため、浮気性であちこちに愛人を作っていたようだ。 オグンは戦闘の神で、オチョーシーは狩人。 そしてエレグアは善と悪の象徴で、十字路の神である為、自分がどの道へ行ったらいいのか迷ったときも呼ぶようである。 このエレグアは儀式の一番始めに必ず演奏される。それは、一度オロフィー(オバタラよりみんなに尊敬されている神)を助けたことがあり、そのためにみんなに可愛がられているからという。しかし、エレグアはとても嫉妬深く、始めに演奏しないと良くないことが起こる、という話しもある。 |
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